動物の生態調査用トラッカー "MATAKI"

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雑草ロボットのプロジェクトをはじめてからテクノロジーの使い道について考えることが多くなりました。

渡り鳥はどこからやってくるのか、サケはどうやって川へ戻るか、うなぎの稚魚はどこで生まれのか。

こういう研究はGPSを使ってると分かっていても自分ではじめることはなかなか難しいですよね。ロンドン動物学会(ZSL)とMicrosoft Researchによる、「MATAKI」という動物の生態調査用のトラッキングプラットフォームに可能性を感じています。「MATAKI」はマオリ語で「観察」を意味します。ZSLでは、動物園の鳥の脚につけることで、高度、行動、飛行パターンを計測し、活動量をみることで与えるエサの量の目安にしているそうです。

http://mataki.org/

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MATAKIをつくる

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MATAKIはオープンソースなので誰でもつくることができます。

軽くて(7g)、安くて、簡単にプログラムを書き換えられることが特徴です。完成品を提供している機関はないため自作する必要がありますが 100€ (*1.3万円) 程度で作ることできるようです。これは純粋にGPSやラジオトランシーバーなどの部品やアセンブリのコストで、Webサイトからハードウェアの設計、回路図、レイアウトやパーツリストをダウンロードすることができます。作れる方はチャレンジしてみてはどうでしょうか(だれか一緒にやりませんか)

自作方法について

回路図、firmwareなど
http://mataki.org/make-devices/
ビデオ
http://mataki.org/videos/

まとめ

ZSLでは渡り鳥や移動や採餌行動に焦点を当てて利用していますが、公開後、Webサイトのコメント欄は海洋生物などさまざまな生物で利用できないかという世界中の研究者のコメントであふれています。他にもInstant Detectという動物が通ったときにシャッターの切れるカメラなどテクノロジーを使い動物の生態を明らかにするプロジェクトを行っています。日本でもこういう動きがあるならばぜひお話を聞いてみたいですし、お手伝いできることがあれば関わってみたいと思います。庭にくる鳥はどこからやってくるのか、うちの猫は昼間どこを探検してるのか。知りたいことがたくさんでてきます。

 

参考サイト

*後半にmatakiがでてきます。

 

MATAKIについて
http://mataki.org/

ZSL
http://www.zsl.org/

マイクロソフトリサーチのプロジェクトサイト
http://research.microsoft.com/en-us/um/cambridge/groups/science/tools/mataki/default.html