化石が埋まっていそうな場所を教えてくれる人工知能

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昨夜の「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」は恐竜学者の小林快次さんでした。

恐竜の絶滅は、「隕石衝突で地球に”冬”が訪れた」というのが定説ですが、元々寒いアラスカに恐竜が住んでいたことがわかれば絶滅の原因は”冬”でないかもしれない。そう考えた小林さんは子供の恐竜の化石を探しにカナダの国立公園へ調査にむかいます。

番組は、小林さんをもってしても発見できず、来年の調査に期待を残す形で締めくくられるのですが、「恐竜はなぜ姿を消したか」という恐竜界最大?のミステリーへせまるだけでなく、小林さんの生き様がみえる素敵な内容でした。

  1. 「ない」ことがわかることで次「ある」可能性が高くなる。
  2. 1mmでも前へすすむ。
  3. プロフェッショナルとは自分が未熟であることを認識すること

 

「化石がでそうな土地や岩をニューラルネットで探索できないか」

僕も何か関われないかと思い「化石がでそうな土地や岩をニューラルネットで探索できないか」考えてみたのですが、地形データを使ったものが発表されていました。

Artificial intelligence finds fossil sites

http://www.nature.com/news/2011/111108/full/news.2011.633.html

原文を読んでいない論文を紹介するのは気がひけますが、スラドによると、

化石が発見されている地点とその地形をあらかじめ学習させておき、そこから化石を発見できそうな地点を見つける。地形データには衛星写真だけでなく、赤外線写真など異なる波長の光を用いたデータ、そして化石が発見された場所かどうかを示すデータを用いたという。学習させたニューラルネットワークを用いて既存の化石発見場所をチェックしたところ、79%の確率でその場所に化石がある

とのことです。

ニューラルネットはやはりこういう使い方もできるんですね。

勉強になります。

 

参考

http://www.nhk.or.jp/professional/

http://science.srad.jp/story/11/11/09/155246/