創業300年を超えるお酢屋さんの悩みに対してアイデア出ししてみた

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先日創業300年以上のお酢屋さんの相談を受ける機会がありました。

歴史ある企業で商品力にも自信がある。

ただし、有名ドコロの企業の商品と比べると少し割高。

このままだとジリ貧なので、なんとかしたい。

そんな話でした。

 

この手の話って結構あると思うのですが、皆さんならどう考えますか。

まず、そもそも美味しいお酢を利用したい人なんて、世の中にそういるはずがありません。

直接摂取するものではなく、あくまで調味料だからです。
※ぼくも一応調理師免許を持っているので、調味料の大事さは分かってはいますよ!

ちなみに、調味料の中でも塩やオリーブオイルは違いが分かりやすいです。味もハッキリ違うし、塩であれば色も違う。しかし、「お酢はこのブランドじゃなきゃダメ!!」なんて、違いを感じている人周りで見たことがない。これが現実です。

 

だとすると、打ち手は限られてきます。価格勝負はしたくない(できない)のであれば、味で勝負だけではなく、シーンを変えるべきだと提案しました。

例えば、お酢を食味以外で活用したい人はどういう人か。

分かりやすい狙いはダイエットを考えている人です。

実際にググってみると、お酢にはダイエット効果あるようです。健康になるイメージはそもそもありますしね。

では、ダイエットを考えていて、かつ積極的にお酢を飲んでくれそうな人はどこにいるのか。

 

僕の答えはランニングステーション(以下略ランステ)です。

 

皇居ランをやっている方は分かると思いますが、皇居ランをしている人の大半が、仕事帰りに靴とウェアを持ってランステで着替えて走っています。もしくは、ランステにロッカーを借りて靴を常備しています。ランステにはシャワーも完備されており、なかなか使い心地は良いです。

ランステの利用者はランから戻ってきたら、高確率で飲み物買います。汗流してきたところですから。

そして、ランナーの中にはダイエットを考えている人は確実に多いです。もちろん健康ニーズもある。

 

なので、ランナー向けに機能性飲料お酢ドリンクをパッケージで開発したら売れるはず。走った後にお酢のドリンク飲んだら、すっごい効きそうなイメージありますし(笑)

最初はランステで無料で配れば良いのです。ランステは皇居周り以外にも全国にあります。ランステでキャンペーン打って、味も良くて健康にも良い、ダイエット効果があると認知されれば、リピーターも生まれます。

僕がお酢屋だったら、絶対やる。

他社より良い製品を作っていても、そもそも味で選ばれにくい商品は有名ブランドと同じ棚で勝負するのは厳しいはずです。お試し買いをしてみる人自体がほとんどいないはずだから。

だったら、同じことをやるのではなく、何かしら変化をつけないといけません。

と、ここまで考えてきて何かと共通しているかなと思ったら、大前研一さんの人生を変える3つの方法でした。

人生を変えるには、「時間の使い方を変える」「住んでいる場所を変える」「付き合う人を変える」ことが必要だそうです。
上記のプランに置き換えると下記イメージです。

 

1,時間を変える

食事の時間ではなく、ランニング後の喉が乾いている時間をターゲットに。

 

2,場所を変える

日常の食卓ではなく、ランステ。

 

3,付き合う人を変える

美味しいお酢を調理に使いたい人ではなく、お酢で健康になりたい人。

 

どうですか。

わりとピッタリはまっている気がします。

お酢にも米酢やリンゴ酢やたくさん種類がありますが、そもそものシーンや対象を変えることで、今までにない市場を開拓できる可能性ってある気がします。

今までにないことをやるって大変だけど、その分面白さがたくさんあると思います。

そんじゃーね!