【プレスリリース】オランダの生産圃場へAI搭載トマト収穫ロボットのRaaS提供を実施

プレスリリース
Date:
2024
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Client:

オランダの大手生産法人Kwekerij Duijvestijn社へ、RaaS(Robot as a Service)モデルでのトマト収穫ロボットの提供を実施しました。

契約主体はinahoの欧州子会社inaho Europe B.V.(以下inaho EU)で同社とKwekerij Duijvestijn社との2022年からの取り組みが結実したものです。

inahoのスナックトマト収穫ロボット
収穫速度はYoY2倍・実効性能が向上

ロボットの性能は、昨年の試験導入時と比較し、AIチップ、カメラ、AIソフトウェアなどを改良した事により収穫速度が2倍向上し、落下等のミスが減少しました。

本体サイズが17%スリム化されたことにより、温室内の野菜への影響が軽減され、狭いレーンにも適合するより実用的な形状を実現しました。

先進的なオランダの生産者との協働
Kwekerij Duijvestijn社のオーナー兼生産者 Nick Duijvestijn氏のコメント

「人件費の上昇と労働力不足への対応は私たちの優先課題の一つです。inahoとのコラボレーションにより、収穫ロボットとの協働作業の経験を積むことができています。

inahoのロボットは従業員にとって操作が簡単で、果実や植物を傷つけることなく、安全に収穫作業を行う事ができています」

商用化に向けてのパートナー生産者をさらに募集中
inaho株式会社 CoFounder&COO /inaho EU Director 大山宗哉のコメント

「Nickは積極的にイノベーションを受け入れ、先進的な取り組みを通じて生産効率の向上に強いコミットメントを示してくれました。私たちは、ロボットの商品化に向けて試験の規模を拡大していきたいと考えており、将来の明確なビジョンを持つ生産者を積極的に探しています。早い段階でロボットを導入することで、人件費の高騰や労働力不足に備えることが可能になります。人とロボットの共同作業の効果を最大化する栽培環境やビジネスモデルの構築を、日本でもオランダでも生産者と一緒に進めていきます」

inaho EU Director 水城悠のコメント

「オランダ及び欧州でのコラボレーション先を積極的に求めています。ロボットの最新の開発状況や、オランダでの最新の試験結果、オランダの農業市場についてもお気軽にお問い合わせください」

本件に関するお問い合わせ先

inaho株式会社
担当:藤井
Email:info@inaho.co

積極採用中

当社では、農業の未来を創造する仲間を積極的に募集しています。

詳細は採用サイトをご覧ください:https://www.inaho.co/recruit

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